今年も梅雨の季節がやってきました。 神戸市・兵庫県にお住まいの皆様も、連日の雨と高い湿度で、こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

「窓の結露がすごい…カビが生えないか心配」

「洗濯物が室内干しで、なんだか生乾きのニオイが…」

「家に帰っても空気がジメッとしていて、スッキリしない」

そんな梅雨時期の憂鬱な悩みを、家づくりで解決しませんか? 「来年の梅雨こそは快適に過ごしたい!」そうお考えのあなたへ。私たち家づくりのプロ、株式会社アドホームが、梅雨を快適に乗り切るための家の知識をQ&A形式でご紹介します。


Q1. 最近の家は気密性が高い分、梅雨の湿気がこもってカビやすいと聞きました。本当ですか?

A1. むしろ逆です。正しく計画された「換気」があれば、外の湿気を取り込まず、室内を快適に保てます。

梅雨の時期に窓を開けて換気すると、かえって外の湿った空気が室内に入り込み、湿度を上げてしまうことがあります。

現代の**「高気密・高断熱住宅」は、家のスキマをなくすことで、こうした外のジメジメした空気の影響を受けにくいのが大きなメリットです。その上で、「24時間換気システム」**が室内の湿気を効率的に排出し、新鮮な空気を取り入れてくれます。

特に、熱交換型の第一種換気システムであれば、外の湿った空気を、室内のカラッとした空気に近づけてから取り込むため、湿度の上昇を抑えながら換気が可能です。

梅雨の時期こそ、24時間換気システムを止めずに正しく使うこと。それが、カビの発生源となる湿気を溜め込まないための最も重要なポイントです。私たちは、その土地の風の流れも読み解きながら、最適な換気計画をご提案します。


Q2. 来年のために、梅雨対策ができる家にしたいです。でも、費用が高くなりそうで…。

A2. ご安心ください。ポイントを絞ることで、予算内で効果的な梅雨対策が可能です。

家全体の仕様を最高グレードにしなくても、湿気に悩まされやすい場所を重点的に対策することで、コストを抑えながら快適性を大きく向上させられます。

① 室内干しスペースに「調湿建材」を使う 梅雨の時期に特に気になるのが、洗濯物の室内干しスペース。この場所の壁や天井に、湿気を吸ったり吐いたりする「調湿効果」のある壁材(珪藻土や機能性壁紙など)を採用するだけで、洗濯物が乾きやすくなり、生乾きの嫌なニオイも軽減できます。

② カビの温床「窓」の性能を上げる 外気との温度差で結露しやすい窓は、カビの発生源になりがちです。断熱性の高い**「樹脂サッシ」「ペアガラス(複層ガラス)」**を選ぶことで、結露を大幅に抑制。カビが好むジメジメした環境をつくりません。

③ エアコン1台で家中サラサラにする「断熱」と「設計」 家全体の断熱性・気密性を高め、空気がスムーズに循環するよう設計すれば、エアコンの除湿運転(ドライ機能)1台だけでも家全体を効率よくサラサラに保つことができます。光熱費を抑えながら、梅雨の不快感を解消する賢い方法です。


Q3. とはいえ、今年の梅雨もまだ続きます。今すぐ自分でできる応急処置はありますか?

A3. はい、ございます。今あるお住まいで、少しでも快適に過ごすための工夫をご紹介します。

家づくりは長期的な視点が必要ですが、まずは目の前の不快感を和らげることも大切です。

① 「エアコンの除湿」と「サーキュレーター」の併用 エアコンの除湿(ドライ)運転は、室内の湿度を下げるのに非常に効果的です。その際、サーキュレーターや扇風機を使い、空気を循環させると、部屋の隅々まで効率よく除湿できます。特に、室内干しした洗濯物に風を当てると、乾燥時間が格段に短縮されます。

② 「収納」の中に空気の通り道をつくる 湿気がこもりやすいクローゼットや押入れは、扉を少し開けておくだけでなく、中に**「すのこ」を置いたり、荷物を壁から少し離したりする**だけでも空気の通り道が生まれ、カビの発生を抑えられます。除湿剤を置く場合は、定期的な交換を忘れないようにしましょう。

③ 就寝1時間前に「寝室」を除湿しておく 寝苦しい夜は、就寝の少し前から寝室の除湿運転をしておくと、布団のジメジメ感が軽減され、快適に入眠しやすくなります。


まとめ:来年の梅雨こそ、「ジメジメしない家」で快適に過ごしませんか?

今年の梅雨で感じている不快感やお悩みは、来年、再来年も繰り返されるかもしれません。

しかし、家づくりやリフォームは、そのお悩みを根本から解決できる大きなチャンスです。梅雨の時期だからこそ、住まいの性能の重要性を実感し、考える絶好の機会とも言えます。

私たち株式会社アドホームは、神戸市・兵庫県の気候を熟知し、一棟一棟、お客様のご家族が梅雨の時期でも笑顔で過ごせるような、健康・快適な家づくりをご提案します。

「私たちの家でも、梅雨対策はできる?」 「具体的な費用や、どんな工法があるのか知りたい」

ぜひ一度、そのお悩みをお聞かせください。一緒に、来年の梅雨を“サラサラ”で迎えられる家づくりを考えましょう。

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